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テレビの音が聞き取りにくいときはスピーカーの「方式」も比較しよう
「親がテレビを見るときだけ音量が大きくなる」「家族にとってちょうどよい音量では、本人にはテレビの会話が聞き取りにくい」といった場合、テレビ用スピーカーを追加する方法があります。
ただし、テレビ用スピーカーはどれも同じ仕組みではありません。
テレビの近くに設置して音そのものの聞き取りやすさに配慮したタイプもあれば、スピーカーを視聴者の近くまで持ってきて、テレビの音を手元から再生するタイプもあります。
そのため、価格だけを見るのではなく、
- どこにスピーカーを設置するのか
- 有線とワイヤレスのどちらが使いやすいか
- 家族と一緒にテレビを見るのか
- テレビのセリフやニュースを重視するのか
- 映画や音楽も楽しみたいのか
- 操作方法が利用者に合っているか
といった点まで確認することが重要です。
この記事では、特許技術「曲面サウンド」を採用した「MIRAI SPEAKER Mini(ミライスピーカー・ミニ)」および「MIRAI SPEAKER Stereo(ミライスピーカー・ステレオ)」を最初に取り上げ、他社のテレビ用スピーカーと同じ基準で比較します。
比較対象は、ソニー「SRS-LSR200」とオーディオテクニカ「AT-SP767XTV」です。
ミライスピーカーの運営会社は株式会社ミライスピーカー、SRS-LSR200はソニー、AT-SP767XTVは株式会社オーディオテクニカの製品であり、それぞれ異なる事業者が展開しています。
なお、聞こえ方には個人差があります。テレビ用スピーカーは医療機器である補聴器とは目的や役割が異なるため、本記事では疾病の治療や聴力の改善を保証するものとして紹介していません。
1.ミライスピーカー

出典:ミライスピーカー公式サイト
ミライスピーカー公式サイト
公式サイト:
ミライスピーカー公式サイトはこちら
ミライスピーカーは、株式会社ミライスピーカーが企画・開発・製造・販売する「聞こえ」に着目した製品です。同社は2025年10月1日に株式会社サウンドファンから株式会社ミライスピーカーへ社名を変更しています。
テレビ向けの代表的な製品には、コンパクトな「MIRAI SPEAKER Mini」と、ステレオ再生に対応した「MIRAI SPEAKER Stereo」があります。
公式サイトで確認できる2026年10月4日時点の税込価格は次のとおりです。
| 製品 | 公式価格(税込) | 主な位置付け |
|---|---|---|
| MIRAI SPEAKER Mini | 19,800円 | コンパクトなテレビ用モデル |
| MIRAI SPEAKER Stereo | 39,600円 | ステレオ再生対応モデル |
公式サイトではMiniが19,800円、Stereoが39,600円で販売されています。
特徴
ミライスピーカーの特徴は、独自の「曲面サウンド」を採用している点です。
一般的なスピーカーとは異なる曲面振動板を利用し、テレビの言葉の聞き取りやすさに配慮した音を届けることを目的としています。
MIRAI SPEAKER Miniは、テレビの近くに置いて使用するタイプです。視聴者一人の手元へ音を届ける方式とは異なり、部屋の中に音を届けることを想定しています。
公式情報では、Miniについて「特許技術『曲面サウンド』搭載」「シンプルな操作性」などが特徴として案内されています。
Miniの主な仕様は、3.5mmステレオミニジャック入力、最大15Wのアンプ出力、幅90mm×高さ154mm×奥行200mm、重量約0.6kgです。電源は付属ACアダプターを使用します。
付属の音声ケーブルをテレビと接続して使用するため、基本的にはテレビ周辺へ据え置いて使う製品と考えると分かりやすいでしょう。
一方、MIRAI SPEAKER Stereoは横長のタイプで、Miniと同じく言葉の聞き取りやすさに配慮しながら、ステレオアンプを搭載しています。
Stereoは光デジタル入力にも対応し、付属リモコンから操作できます。公式サイトでは、Miniよりも映画や音楽などの臨場感を楽しみたい場合に適したモデルとして案内されています。
MiniとStereoの主な違い
Miniはコンパクトで価格を抑えた構成であり、テレビのニュースやドラマなど「言葉」を中心に視聴する場合に検討しやすいモデルです。
Stereoは価格がMiniの2倍となる39,600円ですが、ステレオ再生や光デジタル入力、リモコン操作に対応しています。
そのため、テレビの会話だけでなく映画・音楽なども含めて楽しみたい場合には、Stereoの仕様も比較しておきたいところです。
料金
MIRAI SPEAKER Mini
19,800円(税込)
公式オンラインストアでは送料無料と表示されています。通常購入ページでは交換品お届けサービスを2,970円(税込)で追加できることも確認できます。
MIRAI SPEAKER Stereo
39,600円(税込)
Stereoについても公式購入ページで39,600円(税込)と確認できます。交換品お届けサービスは4,950円(税込)で追加できます。
料金情報は記事作成時点のものです。販売価格やオプション料金、送料、キャンペーン条件などは変更される場合があるため、購入時は公式サイトで確認してください。
おすすめポイント
ミライスピーカーを比較する際に注目したいのは、「手元へスピーカーを移動させる」ことを前提としない点です。
ソニーやオーディオテクニカの比較製品は、テレビの音声をワイヤレスで手元へ届ける方式です。
一方、MIRAI SPEAKER Miniはテレビの横などに設置し、曲面サウンドによって広い範囲へ音を届ける設計となっています。
そのため、特定の一人だけが手元スピーカーを使用するのではなく、家族と同じ空間でテレビを見る家庭では比較候補にしやすい製品です。
また、Miniは付属の3.5mmステレオミニプラグの音声ケーブルと電源アダプターを接続して使用するシンプルな構成です。
充電して持ち運ぶ必要がないため、「基本的にテレビの横へ置いたまま使用したい」という家庭とも相性を確認しやすいでしょう。
ただし、テレビ側の端子によっては接続方法を事前に確認する必要があります。特にMiniは3.5mmステレオミニジャックによる接続が基本となるため、使用しているテレビの音声出力端子を確認しておくことが重要です。
キャンペーン・特典
2026年10月4日の公式購入ページでは、MiniおよびStereoの商品名に**「2026敬老の日キャンペーン対象/2年保証」**との表示が確認できます。Miniは19,800円、Stereoは39,600円です。
ただし、確認できた購入ページ上ではキャンペーンの終了時期や適用条件の全容を十分に確認できませんでした。
そのため、2年保証の対象条件、購入期間などについては、注文前に公式購入ページの最新表示を確認してください。
キャンペーンは期間や条件が変更・終了する場合があります。
ミライスピーカーは、例えば次のような場面で比較候補になります。
家族と一緒にリビングでテレビを見ることが多く、特定の一人だけではなく、同じ空間でテレビの音を共有したい場合です。
また、スピーカーを毎回手元へ持ってくるよりも、テレビ周辺に設置したまま使用したい場合にも検討しやすいでしょう。
ニュースやドラマなどの会話を中心に視聴する場合はMini、映画や音楽も含めたステレオ再生を重視する場合はStereoというように、視聴スタイルによってモデルを比較できます。
一方、「キッチンまでスピーカーを持っていきたい」「自分のすぐ近くからテレビ音声を流したい」という場合には、後述するワイヤレス式のお手元テレビスピーカーも比較する価値があります。
ミライスピーカーは、単純にテレビの音を視聴者の近くへ移動させる方式ではなく、独自の曲面サウンドによって言葉の聞き取りやすさに配慮している点が特徴です。
Miniは19,800円(税込)でコンパクトかつシンプルな構成、Stereoは39,600円(税込)でステレオ再生、光デジタル入力、リモコン操作などに対応しています。
聞こえ方には個人差があるため、購入時には接続するテレビとの相性や返品条件なども含めて確認するとよいでしょう。
2.ソニー SRS-LSR200

出典:ソニー SRS-LSR200公式サイト
ソニー SRS-LSR200公式サイト
公式サイト:
ソニー SRS-LSR200公式サイトはこちら
SRS-LSR200は、テレビの音声を視聴者の近くで再生するソニーのお手元テレビスピーカーです。
ミライスピーカーがテレビ周辺へ設置して使用する方式であるのに対し、SRS-LSR200はワイヤレス伝送を利用して、スピーカー本体をテーブルなど視聴者の近くへ置いて使用できます。
公式サイトでは「声用スピーカー」と「はっきり声」機能を搭載し、人の声の聞き取りやすさに配慮した製品として案内されています。
特徴
SRS-LSR200の特徴の一つが、「はっきり声」機能です。
「はっきり声1」「はっきり声2」「オフ」の切り替えに対応しており、テレビ番組や利用者の好みに合わせて調整できます。
また、本体にテレビリモコン機能が組み込まれています。
テレビ電源、チャンネル、音量、消音などの操作がスピーカー側からできるため、スピーカーとテレビリモコンを別々に扱う手間を減らせます。
対応テレビメーカーとして、ソニー、パナソニック、シャープ、東芝、日立、三菱、LG、FUNAI、Hisenseが公式仕様に掲載されています。ただし、テレビによって一部機能を使用できない場合があります。
ワイヤレスの見通し距離は約30mです。
約3時間の充電で最大約13時間使用でき、送信機兼充電台へ置いて充電します。実際の連続使用時間は使用条件によって異なります。
さらにIPX2相当の防滴仕様となっているため、公式サイトではキッチンなどでの利用も想定されています。
料金
ソニーストアで確認できる価格は、
25,300円(税込)
です。
ミライスピーカー・ミニの19,800円(税込)と比較すると5,500円高い価格設定ですが、両製品はスピーカーの使い方そのものが異なります。
SRS-LSR200にはワイヤレス伝送、充電池、テレビリモコン機能、防滴機能などが搭載されているため、価格だけではなく必要な機能を含めて比較することが重要です。
料金は記事作成時点の公式ストア表示です。価格や販売条件は変更される場合があります。
おすすめポイント
SRS-LSR200の注目点は、テレビから離れた場所へスピーカーを移動できることです。
例えばソファの横やテーブル、キッチンなど、テレビ本体から離れた場所で音を聞きたい場合に使いやすい構成です。
また、スピーカー本体に大型のボリュームつまみとテレビリモコン機能が搭載されているため、手元で音量やチャンネルを操作したい場合にも向いています。
光デジタル入力とステレオミニジャック入力の両方に対応していることも確認ポイントです。
キャンペーン・特典
2026年10月4日時点のソニーストアでは、SRS-LSR200を購入した場合の案内として、メーカー保証内容3年、My Sony登録特典、優待クーポン、提携カード決済で3%OFF、長期保証サービスが表示されています。
クーポンや割引には利用条件が設定されている場合があります。
適用条件や実施状況は変更される可能性があるため、注文時にソニーストアの最新情報を確認してください。
テレビを見る場所が一定ではなく、スピーカーをソファやダイニングテーブルなどへ移動させたい家庭で利用しやすい製品です。
また、「テレビの近くから部屋全体へ音を届けたい」というよりも、「自分がいる場所の近くからテレビ音声を聞きたい」という場合に適した方式です。
SRS-LSR200は、テレビ音声をワイヤレスで手元へ届ける方式のスピーカーです。
「はっきり声」機能、テレビリモコン機能、最大約13時間のバッテリー、防滴機能などを備えています。
テレビの近くに据え置くミライスピーカーとは使用方法が異なるため、「家族で同じ音を聞きたいのか」「特定の視聴者の手元へ音を届けたいのか」を基準に比較すると違いが分かりやすくなります。
3.オーディオテクニカ AT-SP767XTV

出典:オーディオテクニカ AT-SP767XTV公式サイト
オーディオテクニカ AT-SP767XTV公式サイト
公式サイト:
オーディオテクニカ AT-SP767XTV公式サイトはこちら
AT-SP767XTVは、株式会社オーディオテクニカが展開するデジタルワイヤレススピーカーシステムです。
テレビ音声を手元で聞くことを目的とした製品で、ミライスピーカーとは異なり、テレビ側の送信機から手元のスピーカーへ音声をワイヤレス伝送します。
公式サイトでは、テレビ音声を聞き取りやすくするお手元テレビ用スピーカーとして案内されています。
特徴
AT-SP767XTVには、人の声を意識した「はっきり音」機能があります。
番組や好みに合わせて2段階から効果を選択できるほか、φ52mmのステレオスピーカーを搭載し、中高域を重視したチューニングが採用されています。
また、スピーカーを送信機の上へ置いて充電する方式なので、使用後に定位置へ戻す運用がしやすい点も特徴です。
スピーカー本体はIPX2相当の防滴仕様です。水がかかる可能性のある場所での使用には条件があるため、取扱説明書に従う必要があります。
料金
オーディオテクニカ公式サイトのスピーカー一覧で確認できる価格は、
16,280円(税込)
です。
今回比較する製品の中では価格を抑えやすい選択肢ですが、ミライスピーカーとは音を届ける仕組みや使用方法が異なります。
そのため、単純な価格差だけではなく「テレビの横から部屋へ音を届けるか」「スピーカーを自分の手元へ置くか」で比較する必要があります。
公式オンラインストアでは、購入代金の合計が8,000円(税込)以上の場合は送料無料と案内されています。
価格、送料、販売状況は変更される場合があるため、購入時に公式サイトを確認してください。
おすすめポイント
AT-SP767XTVは、ワイヤレスのお手元スピーカーを検討しつつ、価格とのバランスも確認したい場合に比較しやすい製品です。
声を意識した「はっきり音」機能があり、テレビから離れた位置でもスピーカーを手元へ置けます。
また、交換用の充電池も公式サイトから購入可能です。
2026年10月4日時点では、交換用充電式電池「HFR-AA2200X3」が2,200円(税込)で案内されています。
長期間使用することを考える場合、こうした交換部品の入手方法も確認しておくとよいでしょう。
キャンペーン・特典
公式製品ページには「事前会員登録キャンペーン実施中」との案内が確認できます。
ただし、今回確認した公式製品ページだけでは、AT-SP767XTVの購入に対して具体的にどの特典が適用されるのか、終了日を含む詳細条件までは確認できませんでした。
そのため、キャンペーン利用を前提として購入する場合は、公式オンラインストアで対象商品・適用条件・期間を確認してください。
利用シーン
AT-SP767XTVは、テレビの音を視聴者の近くで聞きたい場合に検討しやすい製品です。
ソファやテーブルなどに置いて使うスタイルで、テレビの近くへ据え置くミライスピーカーとは利用方法が異なります。
ニュースやドラマなどで人の声を意識した機能を利用したい場合や、テレビとの間に長い音声ケーブルを引かずに使いたい場合にも比較候補になります。
AT-SP767XTVは、16,280円(税込)で販売されているワイヤレス式のお手元テレビスピーカーです。
2段階の「はっきり音」機能やφ52mmステレオスピーカー、防滴仕様などを備えています。
ミライスピーカーとは音の届け方が異なるため、テレビを見る人の近くへスピーカーを置きたいかどうかを判断基準にすると比較しやすいでしょう。
ミライスピーカーと他社テレビ用スピーカーの比較表
テレビ用スピーカーは、価格だけで選ぶと使用目的とのずれが生じることがあります。
特に今回の3製品では、ミライスピーカーがテレビ周辺に設置するタイプなのに対し、ソニーとオーディオテクニカは視聴者の近くへ移動できるワイヤレス式です。
まずは主な違いを一覧で確認します。
| 比較項目 | ミライスピーカー | ソニー SRS-LSR200 | オーディオテクニカ AT-SP767XTV |
|---|---|---|---|
| 公式価格(税込) | Mini:19,800円/Stereo:39,600円 | 25,300円 | 16,280円 |
| 主な設置場所 | テレビ周辺 | 視聴者の手元 | 視聴者の手元 |
| 音を届ける方式 | 独自の「曲面サウンド」 | ワイヤレス式お手元スピーカー | ワイヤレス式お手元スピーカー |
| 音声を聞き取りやすくする主な特徴 | 曲面サウンド | 「はっきり声」機能 | 「はっきり音」機能 |
| ステレオ再生 | Stereoが対応 | 対応 | 対応 |
| 主なテレビとの接続 | Mini:3.5mmステレオミニジャック/Stereo:光デジタル・3.5mmステレオミニジャック | 光デジタル・ステレオミニジャック | テレビ側送信機を利用 |
| ワイヤレスで手元へ移動 | ― | 対応 | 対応 |
| バッテリー運用 | 据え置き・AC電源 | 対応 | 対応 |
| 防滴 | ― | IPX2相当 | IPX2相当 |
| テレビリモコン機能 | Stereoは専用リモコン付属 | テレビ操作機能あり | ― |
| 主な特徴 | テレビ周辺に置いたまま、家族がいる空間へ音を届ける | 手元でテレビ音声を聞きながらテレビ操作もできる | 手元で使えるワイヤレス方式と価格のバランス |
| 確認できた特典等 | Mini・Stereoに「2026敬老の日キャンペーン対象/2年保証」の表示 | 3年保証、My Sony登録特典等 | 事前会員登録キャンペーンの案内あり |
※価格・キャンペーン・保証等は2026年10月4日時点で各社公式サイトから確認した情報です。内容や適用条件は変更される場合があります。
3製品は「どれが上か」ではなく使い方が異なる
比較表を見ると、3製品の大きな違いは「スピーカーをどこに置くか」です。
ミライスピーカーは、基本的にテレビ周辺へ設置して使用します。
MIRAI SPEAKER Miniの場合、付属の音声ケーブルでテレビと接続して電源を入れ、音量を調整するというシンプルな構成です。
独自の曲面振動板を使った「曲面サウンド」によって、テレビの言葉を聞き取りやすくすることを目的としています。
一方、ソニー SRS-LSR200とオーディオテクニカ AT-SP767XTVは「お手元スピーカー」です。
テレビから送信された音声をワイヤレスで受信し、利用者の近くに置いたスピーカーから再生します。
つまり、テレビから離れた場所にいる人へ物理的に音源を近づけるという考え方です。
同じ「テレビの音が聞き取りにくい」という場面で検討される製品でも、アプローチが異なります。
そのため、単純な優劣ではなく、家庭でどのようにテレビを見ているのかを基準に選ぶことが重要です。
テレビ用スピーカーの選び方
1.家族と一緒にテレビを見るか確認する
最初に考えたいのが、「誰がテレビを見るのか」という点です。
例えば、70~80代の親と40~60代の家族が同じリビングでテレビを見る家庭を考えてみます。
親はテレビの会話が聞き取りにくいため音量を上げたい一方、家族にはその音量が大きく感じられる場合があります。
このような家庭では、単に利用者一人の近くへ音源を移動させるだけでなく、「同じ空間にいる家族が一緒にテレビを見る」という視点から製品を比較する必要があります。
ミライスピーカーは、テレビの横などに設置するタイプです。
そのため、家族が同じテレビを一緒に視聴することが多く、スピーカーを一人だけの手元に置く使い方を想定していない場合には検討しやすいでしょう。
一方、一人でテレビを見る時間が多かったり、特定の利用者だけテレビ音声を近くで聞きたかったりする場合には、ソニーやオーディオテクニカのお手元スピーカー方式も比較候補になります。
重要なのは「高齢者向けだからこの製品」という決め方ではなく、実際の視聴環境に合う方式を選ぶことです。
2.「音を変える」のか「音を近づける」のかを比較する
テレビ用スピーカー選びで理解しておきたいポイントが、製品ごとのアプローチの違いです。
ミライスピーカーは独自の曲面振動板を採用し、「曲面サウンド」によってテレビの言葉の聞き取りやすさに配慮しています。
一方、お手元スピーカーは、テレビから離れた位置にあるスピーカーへ音声を送り、利用者の近くから音を再生します。
例えば、テレビから3~4m離れたソファに座っている場合、手元スピーカーならテレビ本体からではなく、座っている場所の近くから音を聞くことができます。
この違いは製品選びにおいて重要です。
「スピーカーを手元へ持ってきたい」という目的ならワイヤレス式を比較し、「テレビの周辺に置いたまま家族で使いたい」という目的ならミライスピーカーの方式を比較する、といった選び方ができます。
3.MiniとStereoの違いを確認する
ミライスピーカーを検討する場合は、MiniとStereoのどちらが利用環境に合っているかも確認しておきましょう。
MIRAI SPEAKER Mini
価格は19,800円(税込)です。
テレビの言葉を聞き取りやすくすることを主目的として検討し、できるだけシンプルな構成を希望する場合に比較しやすいモデルです。
本体サイズは幅90mm×高さ154mm×奥行200mm、重量は約0.6kgとなっています。
テレビ台のスペースが限られている場合にも、事前に設置場所を確認しやすいサイズです。
MIRAI SPEAKER Stereo
価格は39,600円(税込)です。
Stereoという名称のとおりステレオ再生に対応しており、光デジタル入力にも対応します。
専用リモコンが付属するため、離れた場所から音量などを操作できる点もMiniとの違いです。
テレビ番組の会話だけではなく、映画や音楽番組なども視聴し、ステレオ感も重視したい場合にはStereoを含めて比較するとよいでしょう。
ただし、価格はMiniより19,800円高くなります。
必要な機能と予算を照らし合わせて判断することが大切です。
4.テレビとの接続方法を購入前に確認する
テレビ用スピーカーを購入するときに見落としやすいのが、テレビ側の音声出力端子です。
製品を購入しても、テレビ側に必要な端子がなければ、そのまま接続できない場合があります。
例えばMIRAI SPEAKER Miniは、付属の音声ケーブルを使用する3.5mmステレオミニジャック接続が基本です。
テレビにイヤホン端子やヘッドホン端子が搭載されているか確認しておきましょう。
また、テレビによってはイヤホン端子へケーブルを接続すると、テレビ本体のスピーカーから音が出なくなる場合があります。
テレビ側の設定で本体スピーカーと外部機器から同時出力できる機種もありますが、仕様はテレビによって異なります。
家族と一緒に使用することを考えている場合には特に、
「外部スピーカーを接続してもテレビ本体から同時に音を出せるか」
という点をテレビの取扱説明書などで確認しておくと安心です。
StereoやSRS-LSR200など、光デジタル接続に対応する製品を検討する場合も同様に、テレビ側に対応端子があるか確認してください。
5.毎日の操作方法を確認する
テレビ用スピーカーは、一度だけ使う機器ではありません。
毎日使用する可能性があるため、機能の多さだけではなく「普段の操作が負担にならないか」という視点も重要です。
MIRAI SPEAKER Miniは、基本的にテレビ周辺へ据え置いて使用するシンプルな構成です。
手元へ持ち運ぶ必要がないため、充電したり使用後に充電台へ戻したりする作業を避けたい場合に検討できます。
一方、SRS-LSR200は手元でテレビの音を聞けることに加え、テレビリモコン機能を備えています。
手元からチャンネルや音量などを操作したい場合には便利な構成です。
AT-SP767XTVも、使用したスピーカーを送信機へ戻して充電する方式です。
ワイヤレス式では持ち運べることがメリットになる一方、充電管理が必要になります。
どちらが使いやすいかは利用者によって異なります。
購入する本人だけではなく家族が設定や充電をサポートする場合には、その運用まで考えて選ぶとよいでしょう。
6.キッチンなどテレビから離れた場所でも使うか考える
「リビングのソファでテレビを見るだけ」という家庭と、「料理をしながらテレビのニュースを聞きたい」という家庭では、適したスピーカーの方式が変わります。
テレビから離れた場所へスピーカーそのものを持ち運びたい場合には、ワイヤレス式のお手元スピーカーが便利です。
SRS-LSR200は見通し距離約30mのワイヤレス伝送に対応し、スピーカー部はIPX2相当の防滴仕様です。
AT-SP767XTVもスピーカー部がIPX2相当の防滴仕様となっています。
ただし、防滴仕様は完全防水を意味するものではありません。
キッチンなどで使用する場合でも、水中で使用したり大量の水をかけたりできるわけではないため、メーカーが定める使用条件を確認してください。
一方、テレビの前やソファ周辺で視聴することが中心で、スピーカーを移動させる必要がない場合は、持ち運び機能を重視しなくてもよいでしょう。
7.価格だけではなく必要な機能まで含めて比較する
今回紹介した製品の価格を改めて整理すると、記事作成時点では次のとおりです。
オーディオテクニカ AT-SP767XTV:16,280円(税込)
MIRAI SPEAKER Mini:19,800円(税込)
ソニー SRS-LSR200:25,300円(税込)
MIRAI SPEAKER Stereo:39,600円(税込)
最も安い製品を選べばよいということではありません。
例えば、AT-SP767XTVとMIRAI SPEAKER Miniの価格差は3,520円ですが、そもそもスピーカーの使用方法が異なります。
MIRAI SPEAKER Miniはテレビ周辺に据え置くタイプです。
AT-SP767XTVは、テレビの音をワイヤレスで手元へ届けるタイプです。
SRS-LSR200はさらにテレビリモコン機能などを備えています。
MIRAI SPEAKER Stereoは39,600円と今回の比較では価格が高くなりますが、ステレオ再生や光デジタル入力、専用リモコンなどMiniにはない仕様があります。
「安い・高い」だけではなく、自宅で必要な機能に対して価格が納得できるかを考えることが大切です。
利用シーン別に比較すると選びやすい
親と家族が同じリビングでテレビを見る場合
親と子世代が同じテレビを一緒に見る機会が多い家庭では、MIRAI SPEAKER MiniやStereoを比較候補にできます。
テレビの近くに設置するため、特定の一人だけが手元スピーカーを使用するスタイルとは異なります。
例えば、「親がテレビを見るたびにスピーカーを持ってきて、見終わったら充電台へ戻す」という使い方を避けたい家庭では、据え置き型の使い勝手を確認してみるとよいでしょう。
ただし、実際の聞こえ方には個人差があります。
購入しただけで家族全員が必ず同じ音量で快適に視聴できると断定することはできません。
テレビとの接続方法や視聴位置、部屋の環境なども含めて判断してください。
一人の視聴者の近くから音を出したい場合
テレビを視聴する人の近くから音を出したい場合には、SRS-LSR200やAT-SP767XTVのようなお手元スピーカー方式が分かりやすい選択肢です。
スピーカーをソファの横やテーブルなどへ置けるため、テレビ本体から離れていても近い位置から音を聞けます。
特に一人でテレビを見ることが多い場合は、こうした方式との相性を確認するとよいでしょう。
映画や音楽も楽しみたい場合
テレビのニュースやドラマの会話だけでなく、映画・ライブ映像・音楽番組なども視聴する場合には、ステレオ再生への対応も比較ポイントになります。
ミライスピーカーではMIRAI SPEAKER Stereoがステレオ再生に対応しています。
SRS-LSR200やAT-SP767XTVもステレオスピーカーを採用しています。
ただし、音質の感じ方や好みには個人差があります。
「ステレオだから必ず音質が良い」という単純な判断ではなく、言葉の聞き取りやすさ、設置方法、音楽視聴、価格などを総合して比較するとよいでしょう。
ミライスピーカーについてよくある質問
Q1.ミライスピーカーは難聴を改善する製品ですか?
ミライスピーカーを、難聴そのものを治療・改善する医療機器として考えるべきではありません。
ミライスピーカーは独自の「曲面サウンド」を利用し、テレビなどの言葉の聞き取りやすさに配慮したスピーカーです。
聞こえ方には個人差があります。
聴力について不安がある場合や、日常会話の聞き取りにも支障を感じている場合には、スピーカーだけで対応しようとせず、必要に応じて耳鼻咽喉科などの専門機関への相談も検討してください。
Q2.ミライスピーカー・ミニの価格はいくらですか?
2026年10月4日時点で、MIRAI SPEAKER Miniの公式価格は**19,800円(税込)**です。
公式オンラインストアでは送料無料と表示されています。
価格や販売条件は変更される可能性があるため、購入時には公式サイトで最新情報を確認してください。
Q3.ミライスピーカー・ステレオの価格はいくらですか?
2026年10月4日時点で、MIRAI SPEAKER Stereoの公式価格は**39,600円(税込)**です。
Miniより価格は高くなりますが、ステレオ再生、光デジタル入力、専用リモコンなどに対応しています。
Q4.MiniとStereoはどちらを選べばよいですか?
用途によって比較すると分かりやすくなります。
テレビの言葉の聞き取りやすさを重視し、シンプルな構成と価格を優先する場合にはMiniを検討できます。
一方、映画や音楽なども含めてステレオ再生を利用したい場合や、光デジタル接続、専用リモコンを利用したい場合にはStereoを比較候補にできます。
価格差もあるため、必要な機能を確認して選ぶことが大切です。
Q5.ミライスピーカーはテレビの横に置く必要がありますか?
基本的にはテレビ周辺に設置して使用するタイプです。
お手元スピーカーのように利用者の近くへ毎回持ってくることを前提とした製品ではありません。
この違いが、ソニー SRS-LSR200やオーディオテクニカ AT-SP767XTVとの大きな比較ポイントになります。
Q6.ミライスピーカーを接続するとテレビ本体から音が出なくなりますか?
テレビによって異なります。
イヤホン・ヘッドホン端子へ外部スピーカーを接続した場合にテレビ本体のスピーカーが消音される機種もあれば、設定によって同時出力できる機種もあります。
家族と一緒にテレビを見る目的で購入する場合は、使用しているテレビの取扱説明書やメーカー情報で「本体スピーカーとヘッドホン端子から同時出力できるか」を事前に確認してください。
Q7.手元スピーカーとミライスピーカーの違いは何ですか?
大きな違いは、音を届ける方法です。
一般的なお手元テレビスピーカーは、テレビ音声をワイヤレスなどで利用者の近くにあるスピーカーへ送り、手元から音を再生します。
ミライスピーカーはテレビ周辺へ設置し、独自の曲面振動板による「曲面サウンド」で言葉の聞き取りやすさに配慮する方式です。
そのため、テレビから離れた場所へスピーカーを持ち運びたい場合と、テレビ周辺へ据え置いて家族で使用したい場合では、適した方式が変わります。
Q8.高齢の親へのプレゼントにも使えますか?
テレビを見る機会が多い家族への贈り物として検討することはできます。
ただし、年齢だけを理由に製品を選ぶのではなく、本人がテレビの音についてどのような不便を感じているのか確認することが重要です。
また、テレビとの接続端子や設置スペースも事前に確認してください。
家族が設置を手伝える場合には、購入後の接続やテレビ側の設定まで一緒に確認すると使い始めやすくなります。
Q9.補聴器や集音器とは何が違いますか?
ミライスピーカーは、テレビなどにつないで音声を再生するスピーカーです。
補聴器は、聴力に応じた調整などを行い、装用者の聞こえを補うことを目的とする医療機器であり、用途が異なります。
集音器についても、周囲の音を拾って利用者の耳元へ届ける製品が一般的で、テレビに接続して部屋へ音を出すミライスピーカーとは仕組みが異なります。
それぞれの役割を混同せず、必要な用途に応じて検討することが大切です。
テレビを見る環境に合わせてミライスピーカーと他社製品を比較しよう
テレビの音が聞き取りにくいと感じる場面で使用できるスピーカーには、複数の方式があります。
今回比較した製品では、ミライスピーカーはテレビ周辺に据え置き、独自の「曲面サウンド」によって言葉の聞き取りやすさに配慮していることが特徴です。
一方、ソニー SRS-LSR200とオーディオテクニカ AT-SP767XTVは、テレビ音声をワイヤレスで手元へ届ける方式です。
そのため、製品を比較するときには「どの商品が上か」ではなく、
- 家族と一緒にテレビを見ることが多いか
- 一人の視聴者の近くへ音を届けたいか
- スピーカーをテレビ周辺に置いたまま使いたいか
- ワイヤレスで持ち運びたいか
- ニュースやドラマの会話を中心に見るか
- 映画や音楽も楽しみたいか
- 予算はいくらか
- 使用中のテレビと接続できるか
といった条件を整理することが重要です。
ミライスピーカーの中でも、MiniとStereoでは価格と機能が異なります。
**MIRAI SPEAKER Miniは19,800円(税込)**で、テレビ周辺へ設置して使用するシンプルなモデルです。
**MIRAI SPEAKER Stereoは39,600円(税込)**で、ステレオ再生、光デジタル入力、専用リモコンなどに対応しています。
家族と同じ空間でテレビを見ることが多く、手元へスピーカーを持ち運ぶ方式とは異なる選択肢を探している場合には、ミライスピーカーの特徴や接続方法を確認してみるとよいでしょう。
聞こえ方には個人差があります。また、価格、保証、キャンペーン、販売条件等は変更される場合があります。購入前には使用しているテレビとの接続方法を含め、公式サイトの最新情報を確認してください。